旅する京都~地元発信の京都観光・旅行ブログ~

生粋の京都人が綴る京都の楽しみ方! 有名観光地から隠れた名店、お土産紹介など。面白い行事やしきたり・習わしを地元民の視点で書いています。

夏越の大祓

夏越の大祓が近づいてきました。
近所の神社からも「人形(ひとがた)」がポストに届きました。

DSCN1604


こんな封筒のなかに人形が5枚入ってました。
現在5人も家族がおらんのですが、多めにある分には良い♪ってことで関東の親戚の分も厄払いすることに。
いや、関東の親戚に事前に説明したり物を送ってわざわざするほどでもないと思うので、代理でやっときます。

この人形は町内会で取りまとめているところもあるので人数分、世帯分であらかじめ数を確認する場合もあります。(松尾大社の地域に住んでた時は町内会で集めてました)

車用もあるのですが、今回入ってなかったので社務所に持っていくときにもらってこよっと。

人形(ひとがた)の書き方
  1. まずは自分の氏名と数えの年を書く(一人一枚縦書きでね)
  2. 息を吹きかける
    ※深呼吸するように深い息をはぁ~ッ('д` )と。正しい方法かわかりませんが、昔おばあちゃんにそう習いました)
  3. 身体の悪いところや良くなってほしい部分に人形をすりすり
  4. 神妙な気持ちで人形を入っていた袋にイン
  5. ちなみに袋の裏面には住所と氏名(代表者で良い)とお初穂を記入
  6. お初穂も袋にイン
    ※お賽銭みたいなもんですんで、一人50円~くらいでキリの良い額で良いかと。7人家族のときは¥500くらい入れてた
  7. 社務所か町会長さん宅へ期日までに持って行っておしまい

子供のころはせっせと頭をこすっていました。
真剣にやらないとおばあちゃんに怒られるので必死で(笑)

もし、自分に子供ができてもちゃんとやりたい行事の一つですね。
子供予定ないけど。

そのうちペット用とかできるんじゃ・・・とか思ったり。
畜生とはいえ家族ですから。(我が家にもかわいいのおります)
神社の懐事情も相まって・・・(ォィ)



↑応援してます

6月限定の京の和菓子「水無月」に備えて

6月の和菓子と言えば・・・

水無月!!!

ってこのネタが通じるのは本当に京都の人間だけ。

「水無月」とは夏の祓のときに食べる冷たい和菓子です。(「祓え」についてはwikipediaへ
白っぽいういろうの上に小豆(たま~にあんこのやつもある)が乗っていて、大体は三角形に切ってあります。
ちょっと手元に写真がないので、来月食べたら載せますね。

実は2年ほど仕事の都合で大阪に住んでいた時期があったのですが、京都のすぐお隣の大阪でも「水無月」はどこにも置いていませんでした。

会社で「そろそろ水無月食べなきゃ~♪会社の近所に和菓子屋ってありましたっけ?」って聞いたら社長も部長もその他社員も

(´・ω・`)ん?

って顔になってました。

発言した私も何が起こったのか分からず、社員数名の小さな社内で一瞬時が止まりました。
普通 「水無月」=旧暦の6月 って思うそうな。


6月を食べようとしてる私って何者?!
どんな妖怪やねん!って自分で突っ込みました。

田舎もんにありがちな「え?これって全国的じゃなくてうちの地元だけ?」現象です。

結局大阪で和菓子の水無月は手に入らず、実家(京都市内)から送ってもらいました。
これを食べないと7月を迎えられないのよ。
正月に初詣に行かないくらい大変なことなんです。なんか気持ち悪いでしょ。

京都の和菓子屋さんでもこの水無月を製造してるのは6月だけ。
なので5月半ばの今はまだお目にかかれません。

蒸っしむしの6月の京都は観光にはあまり向きませんが、地元の風習を体験されてはいかがでしょうか。
水無月おいしいですよ。

茅の輪くぐりや人型ちゅうものもあるので、来月タイムリーにお伝えしたいと思います。

プロフィール
名前:みやこ
地域:京都




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